生き物が好き・・それすなわち生き物の生態が好きということ。
ほ乳類はもちろん、鳥類、爬虫類・・昆虫類も生き物としてとても興味深い存在です・・。
これまでの人生で、無駄に虫知識を仕入れてきたわたしですが、この前、初めて出会ったんです。
アシダカグモ。
通称アシダカ軍曹。
生まれて初めてアシダカグモ(通称:軍曹)を生で見てしまったんですが、デカすぎ早すぎ気持ち悪すぎで興味しか湧かなくてめちゃくちゃ遠くから凝視してしまった。
謎の感動。
昆虫や蜘蛛は触れないし遭遇すると発狂してしまうけど、生き物としてとても好き…。
※虫系が苦手な人いたらすみません…
— なの@犬に強いライター (@nano_kcgs) October 10, 2018
「これが!あの!!軍曹!!!」と大興奮したので、せっかくなので(?)記事にしたいと思います。
・アシダカグモへの理解を深めたい!
・アシダカグモの知見を増やしたい!
・アシダカグモで世界を平和にしたい!
そんな狂った人に向けて書きました。それ以外の人はブラウザバックしましょう。
この記事はキレイなお花のフリー素材を貼ってマイルドにしていますが、虫の話なので閲覧注意とします。
アシダカグモとは?

まずは軍曹を知らない人のために、まずは基本情報を。
《プロフィール》
名前:アシダカグモ
あだ名:軍曹
学名:Heteropoda venatoria(英語読めない)
科:アシダカグモ科
サイズ:CD1枚分くらい
出身:インド
寿命:5年ほど
特技:ゴキブリをたくさん捕まえられる
《その他特徴》
・夜行性
・薄暗い場所が好き
・網を貼らない徘徊型
・脚が速く、突然走り出す(ホラー)
・家にエサとなる虫がいる場合、何度でも侵入してくる(ホラー)
・衛生害虫を食べる益虫であり、見た目的に不快害虫である(ホラー)
いかがですか?控えめに言ってとても気持ち悪いですよね。
わたしは書いていて鳥肌が立っています。
Gを食べてくれる益虫だよ・・!

とにかく声を大にして言いたいのは、アシダカグモは益虫ということ。
我々人間の敵であるゴキブリ(以下G)を食べてくれる、とっても足の速いクモなのです。
Gと言えば、めちゃくちゃ俊足ですよね。
小学生に大人気の瞬足を履いてもないのにあの速さ。
見ているだけで失神しそうな速さです。
「アシダカグモはGを食べる」という事実は知っている人は多いですが、室内で見かけた場合は・・・エサとなるGがいる可能性が極めて高いということ。
身体は大きくて臆病、性格の良いヤツ

あんだけデカくてスピーディーな彼らですが、ものっすごく臆病で自分より大きい動物には向かっていかないそうです。
根は優しくて、力持ち(?)ってやつですね!
追い払いたい時は、壁などを叩くとビックリして逃げて行くそうです・・。
人間的感覚からすれば、Gを捕獲し捕食する時点で鋼のメンタルの持ち主にしか思えませんが、人間にとって害は無いんですよね。
数ヶ月で、その場に居つくGを食い尽くす

Gの話ばかりで申し訳ありませんが、アシダカグモの習性として、Gを仕留めて捕食していても、他の生きたGが目に入ると食事そっちのけで新たな獲物を仕留めに行くそうです。
一度捕食されたGは天に召されていますから、次々とGの息の根を止めてくれるのはありがたいものですよね。
こうした習性もあり、G屋敷であってもアシダカグモの手にかかれば、数ヶ月でその場のGを食い尽くし、かつ網を張らない徘徊型なので、Gが居なくなったら次のG屋敷にお引越ししてくれます。
うん、まあ、一緒に暮らすのは無理だけどね

いかにアシダカグモが益虫かを熱弁させていただきましたが、実際どんだけ益虫でも、CD1枚分の大きさのクモと同じ居室内で暮らすなんて無理ですよね・・。
そして室内に軍曹がいるということは、たまたま玄関が開いてたから入っちゃった☆という迷い子で無い限り、ほぼほぼそこにGが潜んでいると考えて良いでしょう。
軍曹に出て行ってもらっても、Gがいる限り、何度でも再来してきます。怖い。
Gは退治して欲しい・・でもアシダカグモと暮らしたくはない・・そんなあなたへ提案です。
室内のGを駆除しよう!
ペットや小さいお子さんがいなければ定期的なバルサン、それが難しければブラックキャップが本当にオススメです。
※パッケージイラストはチャバネさんですがクロゴキブリにも効きますよ・・!(アース製薬さんへ確認済み)
近隣の環境にもよるので、100パーセント彼らの進入を防ぐことは難しいかもしれませんが、家の中や近所にGの巣がある場合には効果的です。
わたしは玄関を出た先の通路や家の近くでGを見かけたこともあるので、念のため玄関周辺にブラックキャップを置いています。
そのお陰か(?)まだ一度もGを室内で見たことがありません。
おしまい。