心のなか

【HSP】転職回数多めのわたしが、適職について思うこと

なの
なの
こんにちは、なのです

突然ですが社会人のHSPのみなさん、転職経験ありますか?
わたしはこれまで、短期の職場も含めると5回以上は転職しています。

経験上、転職が多いとそれだけで「え…大丈夫なの?」と、まるでダメ人間のような評価を受けるように思います。
もはや終身雇用の時代ではないとは思うものの、世間一般のマイナス印象は強いなと感じますね。まだまだ長く続けることが美徳というか。

HSPの人は仕事が続かない(ことが多い)…とよく聞きますが、「細かいところに気づきやすい」「感受性が強いゆえにストレスも感じやすい」といったHSPの特性上、そういった側面はあるのかなと感じています。

この記事では、社会に出てから約10年、いろいろな職場をみてきた中で思う

  • 長く続いた職場の特徴
  • 語られがちなHSPの適職について思うこと
  • 合わない職場から学んだこと

を、いちHSPとしての個人的な見解まとめました。

結論「自分の適性をふまえた上で、環境(職場)を選んでいこうね!」というお話です。

なの
なの
職場環境はごまんとあるから、一概に「続かない=ダメ人間」じゃないよ!とわたしは思うよ

長く続く職場にあったのは「安心感」と「居心地のよさ」

わたし自身、本業の転職としては5回ほど経験がありまして、副業もいろいろやっていたので身を置いた職場環境としては10社以上あります。

退職理由としては、元々期間限定のお仕事だったり、引越しや◯◯などネガティブな理由ばかりではないものの、中には合わな過ぎて「辛い」「しんどい」と精神的に消耗して辞めてしまった会社もあります。
※最長で6年、最短では1ヶ月も持たなかったです。

ただ一つ言えるのは、本当に辛い職場って、仕事そのものよりも職場環境が原因でした。
長く続いた職場の共通点は「安心してそこに居られるかどうか」でした。

なにを持ってして「安心」を感じるかは個人差があると思いますが、わたしの安心ポイントは次のようなポイントです。

  • 完全禁煙
  • 一般的な常識が通る
  • 相談できる人がいる
  • 見張られない、干渉されない
  • 他の人と物理的な距離がとれる
  • 好きなタイミングで休憩、トイレに立てる
なの
なの
当たり前だとも思うけど、当てはまらない職場も意外とあるんだよね…

どこの職場でも合わない人がいたり、嫌な文化やストレスになる部分ってあると思います。
仕事でミスしたり結果が出せなかったとき、叱られるのも当たり前のこと。

でも、タバコや香水などの不快なニオイが充満する環境であったり、やたらと見張られる環境だったり、近くの人との物理的な距離が近過ぎたりすると、もうそれだけで消耗してしまいます。

感情むき出しで怒鳴る、モノに当たるなど、故意に大きな声や音を出す人がいる場所では仕事どころではなくなってしまうんですよね…。弱さと言われてしまえばそれまでなんですが、どうしても無理です。

「周りなんて気にせず目の前のことに集中しろ!」なんていう根性論は、個人的に真に受けない方が良いと思っています。

なの
なの
病んでしまう前に、その場を離れることをわたしならオススメします
ティー
ティー
そこにいるだけで疲れるような場所では、良い仕事ができるとは思えないもんね

【HSPの適職】より【自分の適職】を探すべき

HSPの適職として語られる【適職】ってあると思うんですが、わたし個人としては当てはまらないことも結構多いな〜と思っています。

もちろん、傾向として多くの人に当てはまることもあると思うけど、それはHSPだからというより、個々の向き不向きな部分も大きいような気がします。

実際にいろいろな職種に就いた体験談、率直な感想をシェアしますね。

【HSPは向かない?】営業事務

事務職の中でも、営業事務はスピード感が求められる仕事です。

電話対応も多いので、「営業事務よりは一般事務の方がHSPに向いていそう…」と思う方も多いかもしれません。

《営業事務の特徴》

  • 電話対応多い
  • 結構忙しい(かも)
  • 機転を利かせる必要がある
  • 一人営業事務なら業務は個人プレー
  • 営業さん・顧客とコミュニケーションが多い

営業さんであれ顧客であれ、サポート的な業務は「相手が何を望んでいるか」を察することが得意なHSPの気質が活かせたので、わたしは営業事務の仕事が好きでした。

事務職にしてはワタワタ忙しいとも感じますが、のんびりするよりチャッチャと仕事をこなす方が快感なタイプだったので時間もあっという間に過ぎます。

なので、時間にあまり追われたくない、なるべく静かに仕事がしたい、電話応対が苦手…といった方にはおすすめしないです。

なの
なの
一緒に働いた営業さんたちは明るい人も多かったから、雰囲気も明るくてわたしは楽しかったよ

【HSPには向かない?】コールセンター

コールセンターはその名の通り「電話業務」が主。

電話が苦手な人には全力でオススメしません!
(そもそも選ばない職業かもしれませんが…!)

ですが、わたしは対面の接客よりはむしろ電話対応の方が気が楽で、かつ人と話すことが好きなので、コールセンター(受信)の仕事は大好きでした。

《コールセンターの特徴》

  • 座りっぱなし
  • 仕事は個人プレー
  • 一日中電話を取る
  • 働く人は女性が多い
  • クレームが続くと病む
  • ノルマがあることがある
    (無いところもあります!)
  • 相手に合わせた柔軟な対応が求められる

業務内容によりますが、受信コールセンターはお客さんからかけてきてくれるので「話を聞く」「困りごとを解消する」この2つがベースになります。

仕事自体は自分とお客様で完結する個人プレースタイルなので、変に干渉されることもないし、自分のペースで仕事ができたな〜という感覚です。

ただ、辞めていく人が多いのも事実なので、合わない人にとっては地獄だとは思います。

なの
なの
声で感情を表現するのもすごく楽しかった

【HSPに向いている?】在宅ワーク

自宅って落ち着きますよね。

在宅ワークは通勤時間もないし、同僚や上司と同じ空間にいない分、他人からの影響を最低限に抑えることが出来ると思います。

《在宅ワークの特徴》

  • 通勤時間がない
  • 煩わしい人間関係がない
  • 環境面で悩む必要がない
  • 自由に時間を決められる
  • 自分のペースで仕事ができる

在宅ワークは、なんといっても他人から受ける影響がほぼありません。
他人の気分や環境に影響を受けがちなHSPにとって、これはとっても大きなメリットになると感じました。

臭いなどに悩むこともありませんし、自宅なのでめちゃめちゃ快適空間です。

ただ反対に言えば、環境や人間関係の煩わしさから解放される分、人がもたらしてくれる良い影響もありません。

わたし個人としては、人と関わりたい気持ちが強いタイプなので、一日中一人で黙々と仕事をする状況は辛かったです・・。

なの
なの
自己管理が出来て、自分のペースで仕事がしたいという人にはすごく良い仕事だと思う!

「自分の適職」を知るには、得手不得手を知ること

適職と言っても、気質の度合いも違えば、個性は気質では語りきれないので、【HSPの適職】って言えるものはないのではないか・・とわたしは思っています。

大切なことは、自分がどんなことが得意で、どんなことが苦手かを知っておくこと。

克服できることなら良いけれど、苦手なことや苦手な場所に居つづけるのはそれだけで消耗するし、適職とは言えないと思います。
反対に、得意なことなら「楽しい」感情に繋がりやすし、多少のストレスなら乗り越えられるんじゃないかとも思うのです。

わたしは、電話も忙しさも大丈夫(むしろ好き)だけど、どうしても朝礼の司会や3分間スピーチ、大勢の人の注目を浴びる系が苦痛でストレスでした・・。

自分の適職を知るには、自分自身のことを知る必要があります。

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もちろん、【適職=全部楽にできる仕事】ってことではないけれど、「得意」「苦手」がわかれば【自分の適職】の方向性が見えてくると思いますよ。

なの
なの
【HSPの適職】ではなく、【HSPの気質を持った自分の適職】を見つけていこ!

合わない環境にいたことで学んだこと

「そのくらい我慢しなよ」
「もっと図太くならないとダメだよ」
「細かいこと気にしてたら、この先やっていけないよ」

こういう言葉を浴びるたびに悲しかったし、「お前は社会不適合者だ!」と言われているようで恥ずかしかった。

でも、仕事が続かないからといってダメ人間ではないと今は思っています。

なの
なの
合わなかった職場に出合ったからこそ、学べたことも大いにありました

我慢したところで、強くはなれない

何かに対して我慢を続けたところで、強くなれるかと言えばそうではないと思います。
慣れることが出来れば別ですが、「しんどい」と感じる場所にいつづければ、消耗もし続けることになります。

もちろん、我慢が必要なことも、忍耐力を鍛えることも大切です。
でも耐えるしか方法がない場合、それはただ自分を苦しめるだけになるのではないかとわたしは思います。

わたし自身、タバコのニオイを我慢し続けても、体調を崩すだけでニオイの耐性はつかなかったし、モラルに欠けた会話に耳を塞いだとしても、その場にたちこめる言葉の空気にただ消耗するだけでした。

何に対してしんどいと感じるのかはHSPでも人によります。
なので、自分が辛い状況にいるのであれば、そこから何が辛かったのか、我慢ならなかったのかを知るチャンスだとも思うんです。

「続かなかった」「辛くて辞めてしまった」という【結果】だけにフォーカスするのではなく、具体的にどこが嫌でたまらなかったのかを客観的に知ることで次に繋げていけると思います。

なの
なの
我慢すれば我慢強くなれるわけじゃないよ
ティー
ティー
せっかくなら糧にしてこう

気づけることも、一つの強み

HSPという気質は、そうでない大多数の人に比べて「些細なことに気づきやすい」という特性があります。

「気にしすぎだよ」という言葉は、嫌というほど言われてきている人もきっと多いと思います。
でも、わたしたちは気づきたくて気づいているんじゃなくて、シャットアウトしたくとも「気づいてしまう」「感じてしまう」わけで。

だからこそ「打たれ弱い」「ストレスに弱い」という風に見えるんだろうし、それもまた一つの事実かもしれません。

でも、気づきやすいことは「弱さ」ではありません。

「打たれ弱い」ように見えるのは、1つのことを深く掘り下げたり真正面から受け止めることが出来るから。
「ストレスに弱い」ように見えるのは、1つの情報から10も20も受け取ることが出来るから。

気づくから、思考を深めるからこその「強さ」もあると思っています。

鈍感にならないとやっていけない場面もあるし、鈍感さも強みですが、わたしたちが持つ「気づく力」を必要とする仕事や職場もあるということを忘れないで欲しいんです。

いろいろな職場を経験して、このHSPの特性がマイナスにしか働かない場所と、むしろプラスに働き重宝される場所があることも知りました。

だから、自分が「弱み」「欠点」と思っている部分が活かせる場所があることを、HSPの人には知って欲しいなと思っています。

なの
なの
しんどいことも多いけど、その分たくさんのことに気づき、感じることができるよね
ティー
ティー
敏感力だよっ

自分にできることを探す視点が持てた

転職してもうまくいかず辞め、また転職した先でうまくいかず続かず…自分は社会でやっていけないのでは?と本気で落ち込んだ時期もあります。

当時、すでにHSPという気質を知っていたので「自分はマイノリティだから」「HSPだから」と、うまくいかなかった現実を環境や気質のせいにして絶望していました。

「なにか」のせいにすることはとても楽だし簡単です。
他人や環境、生まれ持った気質に対しては、自分の力ではどうすることも出来ませんからね。

でも、ヤダヤダ言っていてもなにも始まりません。
合わない環境が続いたおかげで、「しんどい…では自分にできることは何か」をベースに考えられるようになりました。

自分のアクションを変えれば状況が変化することもあるし、変えられないことを悔やむより、変えられる「考え方」をコントロールしていくことも大事。

我慢しか道がないような場所は、わたしは離れる選択をすると思います。
でもその前に自分自身の考え方を見直したり、環境そのものを整備できるように働きかけることも大切なことだと思っています。

なの
なの
恵まれた環境にばかりいたわけじゃないからこそ、身についた考え方かなと思う

置かれた場所で咲けなかったら咲ける場所を探せばいい

職場環境の辛さや人間関係のいざこざって、大なり小なりどこでも発生します。

仕事が続かないと悩むHSPの人の多くは、「嫌だから辞める」と、ただわがままを通しているだけではないと思うんですよね。

「我慢できなくて情けない」
「こんなことで辞めたいなんて甘えでは?」
「みんなは我慢出来ているのに、自分はダメな人間だ」

こんな風に周囲と比べて落ち込んでしまうこともありますよね。

確かにHSPはさまざまな刺激を敏感にキャッチします。
その分、ストレスも感じやすく疲れやすいのも事実です。

でもどうか「HSPだからダメだ」とは思わないで欲しいんです。

【置かれた場所で咲きなさい】というタイトルの本もありましたが、置かれた場所で咲けるだけの余力があれば良いけど、枯れてしまっては元も子もないとわたしは思うんですよね。

どんな場所でもやっていける強靭なメンタルは、それはそれですごいし尊敬します。
ただ、自分が安心していられる場所はきっとあるし、自分が身を置く環境は自分で選んでいいと思うんです。

入ってみなければわからないこともあるし、「続かない」「辞めたい」と思う自分を責めすぎず、小さくてもトライ&エラーを繰り返してみましょう^^

なの
なの
それぞれが咲ける場所を選べたらいいよね

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