「家にいることで、救える命がある」
1年前なら、わたしはこの言葉の意味がわからなかったと思います。
でも、今の自分は「その通りだ」と深く頷き、それを実行しています。
外出したくてたまらない日々を送っているみなさん。外出自粛、おつかれさまです。
(休みなく働いている方々も、本当にお疲れ様です)
気づけば東京の桜は咲き、もう散り始めています。
それぞれが協力できるだけ実施している、外出自粛。
先の見えない不安な情勢、またずっと家にいることが苦手なわたしは、どうしても気分が落ち込んでいました。
でも、こんなときこそセルフケアだ…!気持ちで負けてらんないぞ…!と、おうち時間を快適にするために色々なライフハックを試してみました。
同じように自粛がしんどくなっているHSPさんも、もしかしたらいるんじゃないか…と思い、外向型・HSS・HSPであるわたしが、心の平穏を取り戻すために行った3つの工夫をシェアしますね。
目次
外出しなくなり、塞ぎこんでいました
わたしは外部と関わることでエネルギーが湧くタイプの人間で、外出できない日々が続くとどうしても気分が落ち込んでしまいます。
春になったらやりたかったこと、計画を立てていた予定、約束。
これらは全部中止や延期になって、「いつでも会えるよね」と思っていた友人たちにも、次はいつ会えるかわからない状況になりました。
この春、入学や入社、転職、引っ越しなどを控えていた人も大勢いるかと思います。
出鼻をくじかれたのはみんな同じ。
でも、命に代えられるものはないから、今は可能な限り家にいたいと思います。
外部と関われなくなるのは、寂しい。
人とコミュニケーションを取ることで、わたしは元気を貰える人間だから。
未来が明るくなったとき、また元気に外に出て行くため、落ち込みは最小限にして、今できることをしていこうと思っています。
心の平穏を取り戻すためにやった3つの工夫
なんとなく心がザワザワして、落ち着かない日々を過ごしていました。
こう思って、どうにか少しでも心を穏やかな状態にできないか、色々と試行錯誤してみました。
その中でも、目に見えて気持ちが楽になるキッカケになったな、と感じたものを3つシェアします。
香り、着替えでスイッチON!
在宅勤務に切り替わって、家で仕事をする日が増えました。
電車には乗らなくていいものの、自宅にはベッドもあればネットも娯楽もたくさんあって、スイッチの切り替えが難しいところ。。
ビデオ会議なら、最悪上半身だけちゃんとしてればいいか…なんて思いがちなんだけど(経験済)、全身身だしなみを整えて、頭がスッキリするような香りを嗅いでスイッチを入れるようにしています。
休憩するたびに窓を開けて、外の空気を取り入れたりも。
新型ウイルスの症状として、嗅覚に異常が出る…ということもあるようなので、匂いを感じられているかチェックもできるなって思ってます。
ポジティブな人の言葉を浴びる
「ポジティブは世界を救う」
これは最近聞いて、ものすごく腹落ちした言葉です。
あ、だからといってネガティブが悪いって意味じゃないですよ。(わたしは基本ネガティブなのでセルフ擁護。笑)
ただ、真剣に受け止めることと、深刻になることは違うなあとは思っていて。
考え込むと悪い方に思考が偏ってしまいがちだったので、そんなときはポジティブな人の言葉を浴びるようにしていました。
本でもいいし、誰かの文章でもいいし、YouTubeでもいい。
明るい、前向きな情報や人のパワーを、生活の一部に入れています。
影響を受けやすい気質を活かせる部分なので、自分が触れていて心地よいと感じるポジティブさん、ぜひ見つけてみてくださいね!
辛くなる情報は、触れる時間に制限を
不安が大きくなると、安心できる情報を探すため延々と検索してしまいがち。
でも、刻一刻と変わる情報をリアルタイムで追おうとすると、莫大な時間を費やすことになるし、ただただ不安を感じる時間を引き延ばすだけです。
悲しいニュースが飛び込んできたり、増えるばかりの数字に恐怖を感じたり。
外出自粛に協力的ではない人や自分さえよければ良い…という人も残念ながらいて、憤りを感じたり。
かと思えば、叩かれていたり、強い言葉で非難している情報を見てしまうのも、やっぱり辛くなる。
感情が揺さぶられやすいからこそ、世の中の情報に触れる時間を決めて、それ以外は見ないようにしています。
気になるけど、まとめて確認するだけでも大丈夫。
人の命を守るために、家にいる選択をする
お花見ができない春を、わたしは人生で初めて経験しました。
会いたい人たちを守るために、会わない選択をする日がくるなんて、誰も予想できなかった未来なんじゃないでしょうか。
家にいることも、立派な貢献。
しんどくなることもあるけど、色んな人のアイディアや企画に乗っかりながら、乗り越えていきたいと思います。
行きたい場所に行けて会いたい人に会える世界を、自分ができる「外出しない」ことで取り戻したい。