たまに、自分って何がしたいんだろうな…と漠然と思うことがあります。
わたしは自分を「なにをやっても中途半端」と思っている節があって、実際、物事を継続させることも、高みを目指すことも、あまり得意ではありません。
ブログを書く手が止まっていたのも、この漠然とした不安が原因で。
読んでくれる人が増えていることを嬉しく思う一方で、
「わたしがHSPとしてブログを書いていてもいいんだろうか」
「スタンダート(?)なHSPではないかもしれないし、混乱させてしまうのではないか」
「そもそもHSPの人になにか有益なことをもたらせているのだろうか…」
こんな風に考えるようにもなっていたんです。
(定期的にやってくる、この手の不安)
でも、ある人が何気なくかけてくれた言葉によって、わたしの過剰極まりない自意識は吹き飛んでいきました。
何がしたいなんて、今はわからなくてもいい。
何かを成し遂げたいなんて、思えなくてもいい。
地味でも、今自分にできることを淡々とやっていこうと思えた気持ちを、ここに残しておこうと思います。
声なき応援者の存在を忘れちゃいけない
突然ですが、最近あった嬉しいことを聞いてください…!
ある人が「私さあ、実はなのちゃんのファンなんだよね」と突然の告白(?)をしてくれたんです。
とわかりやすく動揺したものの、もちろん素直に嬉しくもなって。
その人はいつもフラットに接してくれる人で、特段自分に何か感情を持っていると思わなかったんです。
芸能人でもないのに「ファン」なんて言ってもらえることってないし、応援してくれる人がいることは忘れちゃいけないなって気づかされました。
よく考えたらわたし自身も、密かに応援している人って結構いるなあと思ったりして。
表には出さずとも、応援してくれる人、見守ってくれている人はちゃんといる。
いつもこのことを忘れて、勝手に孤独感に苛まれたり、人と比べて凹んだりしちゃうけど、本当はその必要はないんですよね。
そもそも論ですが、他人はそこまで自分に興味がないわけで、だったら好意的な興味を持ってくれる人に向けて、自分のできることをしていけばそれでいいんだなって思えたんです。
何度でも自分軸を取り戻していく
他人のことを「感じるとる」ことはできても、自分が表現できるのは、自分が感じたことでしかなくて。
自分にとっては揺るがない「正義」でも、誰かにとっては「毒」となることもあるし、「悪」と思われてしまうこともあります。
だけどそれはもう、しょうがないこと。
必要以上に人の目を気にしていると、肝心の自分から見える世界を霞ませてしまうと思うんです。
他人の反応に惑わされすぎるのではなく、自分が信じること、思うことはなんなのかを大切にしていきたい。
反省は養分になるし、何度同じことを繰り返しても、その数だけ自分軸を取り戻していけばいいと思っています。
今日も淡々と生きるよ
共感力が高い人でも、人の心が読めるわけではない。
そして、自分がないわけでもないと思うんです。
ただ、それでも感じてしまうことが多いことも事実で、誰かの感情に負けることも、ぎこちなくなってしまうこともあると思います。
はあ~もっと楽に、自分のことだけに意識を向けられたらな…といつも思うけど、そんな瞬間も含めて、今を淡々と生きていくことが「自分らしく生きる」ってことなのかもしれないなと思っています。
声なき応援者の存在を忘れず、本当に大切に思うことを胸に、今日も生きよう。