以前、HSPの交流会に参加したときの感想をイラストにしてTwitterに掲載したら、多くの方に反応していただきました。(ありがとうございます!)
https://twitter.com/nano_kcgs/status/1192327063086100480
HSPの交流会は多くの方が主催されていますし、「参加してみたいな…」と思っている方も増えているのかもしれません。
そこで今回は、HSPの交流会に実際に10回以上参加してみて感じたこと、そしてちょっと残念な気持ちになったことも含めて、正直な感想を残したいと思います。
結論として、わたしはHSPの交流会に参加してみて本当に良かったと心から思っています。
なので、「興味はあるけど…」「実際のところどうなんだろう…」と迷っている方がいたら、是非ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
目次
HSPの交流会に参加して感じた8要素
HSPの交流会には、本当に色々参加させてもらってきました。
交流会、お茶会、勉強会…人数も少人数から大人数、場所もカフェ、会議室、野外など様々。
実際に色々なタイプの交流会に参加してみて、その中でも共通していたな〜と感じていることを8つ挙げてみました。
複数人、初対面でも話しやすい
わたしは4人以上の複数人の場に苦手意識があるのですが、HSPの交流会では人数に限らず、すごく話しやすい空間であることが多いです。
HSPの人は相手の話を聞くことが得意な人も多いと思うので、自然と居やすい雰囲気になるのかな、と。
なので、自分は人見知りだし…と心配している方も、リラックスしてお話できると思いますよ!
誰か1人だけの独壇場になりづらい
誰か1人だけが話し続ける…といった状況にはなりづらいのも、HSPの場の特徴だと思います。
もちろん「楽しい!」「もっと話したい!」が先行する瞬間って誰でもあると思うんですけど、その会話の流れも楽しみつつ、「…で、◯◯さんはどうだったんだっけ?」と話を戻してもらえたり。
穏やかな空間は、そうした気配りが自然にできる人たちが集まるからこそ作られると思っています。
距離感が近すぎない(物理的にも心理的にも)
HSPの人って、パーソナルスペースが広めの人が多いと思うんです。
だからなのか、物理的な距離が保たれるなあって印象があるんですよね。
初対面だからってこともあると思いますが、心理的にも物理的にも、相手が嫌な思いをしないように…という無意識の配慮があるんじゃないかなと。
あと、立っているときなどは、自然と丸い輪になるのもあるあるな気がします。
違いがあっても否定が生まれにくい
HSPの中での違いがあっても、そこに否定的な言葉って生まれにくいんですよね。
違う意見や見解だったとしても、誰かを全否定するような伝え方をする人はほとんどいないと思います。
当たり前に相手の気持ちに寄り添ってくれる、だからこそ共感だけでなく、ディスカッションも出来たと思っています。
深い部分まで理解してもらいやすい
1から10まで説明しなくても、「それだと◯◯って思っちゃうよね」「そういうの気付いちゃうよね」など、深いところまで理解されるなと感じます。
これまで「そんなの気にし過ぎ」「考え過ぎだよ」で一蹴されてしまったことも、「わかる」と言ってもらえるだけで救われたりするんですよね。。
自分だけじゃなかったんだな…と思える瞬間がたくさんあって、わたしはすごく安心しました。
気質と付き合っていくためのヒントが見つかる
HSPの人の数だけ、知らず知らずに行っているライフハックがあると思うんです。
眠れないとき、感情が揺さぶられたとき、誰かの言葉が棘のように刺さって抜けないとき…。
他の人がどんな風に捉えて、どう対処しているか等を聞くことで、たくさんヒントを貰うことができました。
アイディアの引き出しが増えたおかげで、少しずつ気質とうまく付き合えるようになったと思っています。
HSPをポジティブに捉えるキッカケになる
HSPの気質が悩みに直結していたわたしですが、交流会でいろいろな刺激をもらうことで、この気質をポジティブに捉えられるようになりました。
共感できる場があると、自分の感情も素直に認められるなと思うんです。
しんどいこともあるけど、こんなところは良いところだよね!と言い合える場でもありました。
繋がり、お友達ができる(かも?)
交流会がきっかけとなって縁が繋がることもあります。
わたしは、交流会で出会った人とお友達になれたり、思いがけず交友関係も広がりました。
もちろん毎回ではなく、稀に、色んなタイミングが合ったとき…という感じなので、個人的に交流会は一期一会だなと思っています。
「合わないな」と感じても、たまたまのこともある
「おいおい、楽しさ100%じゃないか」と思われるかもしれませんが、正直に申し上げますと、少なからず悲しい気持ちになってしまったり、合わないかも…と感じたこともあります。
ただ、そのときは自分の考え方が偏っていたり、状況を受け止めすぎていたりしていたことも関係していたように思います。
同じHSPとはいえ、性格的傾向や価値観がみんな同じなわけではありません。
ときに悪意なく否定されてしまうことも、状況によっては交流そのものが出来なかった、ということもありました。
でも、もし勇気を出して初めて参加した場が、自分に「合わない」と感じることがあっても、どうかそれだけで判断せず、また機会があれば参加してみて欲しいなって思うんです。
HSPの会を主催してる方の多くは、何かしらのSNSを使って情報発信していると思います。
そこに集まる人たちは、少なからずその主催者の人に賛同する思いがあったり、共感する部分があったりする場合がほとんどだと思うんです。
いいなと感じるポイントは人それぞれだと思うので、SNS上でいろいろなHSPの情報を集めてみてくださいね^^
わたし自身、悲しい気持ちになった経験もあったからこそ、自分が主催する交流会では参加者さんにそういう思いをさせないように…と強く胸に刻むことができたので、色々な場に参加してみて良かったなと思っています。
おわりに
先天的な気質である、HSP。
HSPは病気ではないものの、「つらい」「治したい」と感じてしまう人も多いと思います。
でも、HSPにはHSPの良いところがたくさんあって、更に「HSPの気質を持ってこれまで生きてきたあなた」には気質という概念だけでは測れない魅力がたくさんあるんです^^
わたしはHSPの交流会という場を何度も経験し、その中でHSPの「素敵だな」と思えるところをたくさん見せてもらったおかげで、こう思えるようになったと思っていて。
なので、興味があるけど勇気がでない…という人の背中を、ほんの少しでも押せていたら嬉しいです。
※こんなご時世で外出は難しい状況ですが、今はオンラインなどでの交流会もあるようなので、検索してみてくださいネ※
長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
