突然ですが、ブログ読者さんの中に、飽きっぽい方はいらっしゃいませんか…?!
わたし自身、自他ともに認める「飽きやすい」人間でありまして、それをずっと「良くないこと」だと思ってたんですよね。
でもあるとき、「好きなことに飽きる」わけではなく「好きなことを同じやり方(苦手なやり方)でやることに飽きる」のだということに気づきました。
変化のない環境・単調作業・ルーティーンが苦手な「飽きっぽい」さんに伝えたい。
「飽き」を回避するために「やり方」にテコ入れしていきましょう…!というお話です。
飽きっぽい=好奇心旺盛
わたしは興味の範囲が広く、「気になる!」と思ったらその世界に入らずにはいられないタイプ。
ただ、ちょっとかじったくらいで「こんなもんか」「なんか飽きた」と思うことも多く、この飽きっぽさは短所だと思っていました。
仕事や勉強、趣味など、1つのことをとことん突き詰められる人を見るたび「すごいなあ…その点自分は…」と比べて落ち込んでいました。
でも、多くのことに興味を持つという面は「好奇心旺盛」とも言えますよね。
どちらが良い悪いではなく、個性や選択の違いでしかないので、そこを比較しても何も始まりません。
職人気質はもちろんスゴイ!
そして、好奇心旺盛気質もとても良い!
我々は好奇心旺盛な部分を最大化するために、飽きっぽい性質ともうまく付き合っていきましょう!
興味を失ったのではなく「やり方」に飽きた説
飽きっぽいと言っても、一度興味を持ったものへの興味が無くなることばかりではないと思うんです。
こうしたときは、今のやり方で続けることに飽きていることが多いんだと、ある時気づきました。
例えば、身体を動かすことはずっと好きで得意だったけど、筋トレは続かないとき。
これはわたしが苦手とする、「1人黙々」「ルーティーン」だから嫌になるわけで、誰かと一緒に走る、ジムに行く、レッスンを受ける…など、手段を変えることで簡単に続けられることもあります。
また、何かの知識を深めようとするときは、本を読んだりネットで調べたり、1人での作業になることが多いですが、それだと飽きてしまうんですよね。大事なことなんだけど…!
なので、人と関わりながら学ぶ環境も定期的に作ることで、飽きるどころか意欲が倍増することがわかりました。
学生時代、塾(先生の話を黙って聞く構図)は続かなかったけど、家庭教師(マンツーマンでのコミュニケーション)での勉強時間が好きだったのも、こういう理由だったのかなと思います。
興味そのものが無くなったら続ける必要はないけど、飽きっぽい人ほど「やり方」を工夫することが大切だと思います。
飽きたときは、レシピ(やり方)を変えてみよ!
もし、あなたが「自分は飽きっぽいな…」と感じているなら、もしかすると「やり方」に飽きたというだけなのかもしれません。
「一つの手段」に飽きただけなのに、その事柄に飽きたように錯覚してしまうのは、せっかく好きなことがあるのにもったいないと思うのです。
興味の対象が変化することもありますが、わたしは子どもの頃から好きだったことって、大人になってからもずっと好きだなと思っていて。
一見するとアッチコッチ興味の対象が飛んでいるように見えても、なんだかんだ好きなことはずっと好きだったりするんですよね。
人間は慣れる生き物で、慣れるとそれを「当たり前」に感じ、少なからず新たな刺激を求めたくなるものだと思います。
興味の対象が「食材」だとしたら、それにどう関わっていくかは「レシピ」。
毎日同じ味付けだと飽きるように、飽きがきやすいなら、飽きのこないレシピを探してみると続けやすく、更に深く長く関われるのかなと思っています。